足るを知る
こんにちは。心晴です。
いま九州では、超大型の台風10号が接近していて、不安な時を過ごしている方が多いと思います。
万が一、災害が発生した際に備えて水や食料、ガスコンロやボンベを買い求める人で街はてんやわんやです。
街では、必要なものが完売し、必要なものを最低限の数も確保することができない人が続出していました。
心晴は運よく、必要なものは揃ったのですが、周りで物を買っている人たちの量が常軌を逸しているように感じました。
一人で水を5ケース、6ケースと買ったり、カセットコンロのガスボンベを20本とか買ったり。
そこにあるだけ物を買い占めてしまったり。
もしかしたら大家族の方々だったのかもしれませんが、そこまでする必要があるのかなと感じました。
新型コロナウィルスの影響で、店からトイレットペーパーが姿を消した時と同じような状況です。
あの時は本当に不安でした。
いつ普及するかわからない状況で、家のトイレットペーパーがあと3ロールくらいしかないところまでいきましたから(笑)
その一方で、持ってる人はたくさん持ってたんですよね。
不安な気持ちはわかりますが、不安なのは誰でも同じです。
今回、ペットボトルの水を1本も買うことができない人だっていたはずです。
市場のものを必要以上に買い込み、自分だけが安心感を得るのではなく、こんな時こそ『足るを知る』の気持ちで乗り切りたいものです。
奪い合えば足りぬ、分け合えば余るという言葉があるように、大変な時こそ思いやりの気持ちを大切に生きていけたら素敵な世の中になるだろうなと思いました。